家に付いている窓。
実色々な種類があります。
それを設計者が選んでいる。
中にはお客様に選ばせている会社もある。
恐ろしい事です。
さて、一般的には「アルミサッシ」と言って
アルミで出来ているのもが多いです。
これには欠点があって熱伝導率が高すぎる。
つまり、断熱の欠点になるって事ですね。
だからアルミサッシにいくら高性能なガラスを使っても
アルミ部分から熱が逃げて行く事になる。
性能を改善したものはアルミに途中に
熱を遮断する部材をはめ込んだサッシ。
これは気休め程度のものですが断熱性能は上がります。
が、それでも大きな断熱の穴になる。
次が複合サッシと言って、
耐久性が求められる外部はアルミで
内部側が樹脂になっているものです。
これもアルミを使っているので熱を伝えてしまいます。
という事で高性能サッシは樹脂サッシと言う事になります。
断熱性能を高める事=樹脂サッシとなるので
サッシが何かで断熱性能は読める事になります。
また、性能が良くなると価格も上がります。
高性能=高価となる。
窓の形状でも断熱性能は違ってくるので要注意です。
最近見なくなった「出窓」これは断熱性能を上げる事が
不可能な状態だった。
よって最近では作ることが無くなってしまった。ほぼ絶滅です。
どの形状のサッシを使うかで断熱性能が変わる。
それは素人では難しい事です。この部分はプロが判断する事になる。
方眼紙に向かい設計をする。
皆さんはそう考えるでしょう。
が、違います。設計は会話の途中で出来ている。
何気ない会話の中で組み立てられて行くわけです。
もみの木の家は家の本質がはっきりしたものです。
ですから正解はそう多くは無いし、
少ない正解の中にも個人的なルールまで作っている。
それを外れる設計はしない事になっています。
分かりやすいルールの一つに「基本性能は変えない」
というのがあります。
予算が無かったり他を優先させたいがために
耐震強度を落すとか、
断熱性能を落すとかはしないというルールです。
だから、どの家も同じ性能を確保している。
そうなるとできる間取りはそんなに
多くないわけで、予算と敷地が決まると
大体の間取りは頭の中で組み立ててしまうわけです。
会話の中で「子供がピアノを弾いたりするので」
とか出て来るとピアノ置き場が
設計されていくわけです。
それをどこに持って行くのか??ってね。
リビングなのか子供部屋なのか??そこを聞き取る。
仕事の中身とか聞いてみると
「奥様もご主人も結構忙しい」
となると家事動線を優先させる
設計を組み立てて行きます。
当然ですが予算も考えていきます。
R+houseの家は独特な
間取りになっていたりしますから、
お客様もそれを見学会などで
見ていらっしゃるからすんなりと
受け入れられると言う事になるんですね~
「予算は土地と家で3,000万円ですね!!」
「ご希望のエリアだと土地の値段が高いので総予算
は3,500万円は超えると思いますよ」
「家を安くできませんか??」
「R+houseの家では厳しいと思います」
なんて話はよくある事です。
その人が借り入れできない人
であればしょうがないでしょうけど、
経済力もある人が家に投資しない。
安かろう悪かろうではどうにもなりません。
その後、その人がどうしたのかは分かりません。
想像ですが安い家を建てて総額3,000万円以内
で終わらせたのでしょう。
まあ、人の考え方なので人それぞれでしょうから
押し付けたりはしませんが、
それが本当に良い判断だったのかって事になります。
でも、その答えがはっきりと出るのは
住宅ローンを払い終わるころになりでしょう!
維持費や光熱費で大きな差が出て来るでしょう。
断熱性能がどのレベルなのか??
それが問題になると思います。
内装材などもカラーフロアに
ビニールクロスであれば子供さんが可哀想です。
お金だけを考えての判断であれば失敗だと言えます。
家の性能の差がよく分からなかったともいえる。
R+houseの家は説明して理解していただく話ではない。
感じてもらう家ですからね。
だから深追いはしません。
車を買う時に、
「安全装置は法的なものだけにしてあとは
要らないので付けないでください」
みたいに言って買うのと同じ事です。
確実に事故の確率は上がる車を運転する事になる。
誤発信を制御できない車ですからね!!
しかもエアバックも最低限なので怪我も大きい。
考え方ですが家は一度建てたら後には戻れません。
車との大きな違いです。判断をどうするのか??
よく考えた方が良いでしょう。
家はトータルバランスです。
何か一つが秀でていても他がダメなら
良くないと言えます。
総合的にどうなのかが問題になる。
それが家でしょう。
構造的に強くて断熱性能も良い。
それで、動線も考えられていて、
見た目も良いって感じの家が良いわけですね!!
つまり、建てる側の責任者がどんな家を
頭に描いているかで出来る家は
決まると言えます。
自分的には「設計者」がポイントになる。
ただし「どんな家が良いですか??
どんな家でも設計できます」って言う
設計者ではダメでしょう。答えが無いからです。
設計者はオーケストラの指揮者と同じです。
楽器の演奏を理解しておかないといけません。
パートの音が合わさった時にどんな風に聞こえるか??
それを分かっておかないと難しい。
家も同じで、パーツの集合体ですから
パーツを理解しておかないといけないと言えます。
でも、多くの場合はよく分からずに
やっている人が多いですね!!
外観デザインを重視して耐震性能を
落とすという人も居ますし、
開放感を求めて大きな窓を付けたために
断熱性能を下げる人も居ます。
見えない外観をデコレーションしたが故に、
動線を無視する人がいたり、
コスト削減のために基本性能を最低まで
落とすなんて人も居る。
お客様のご要望って事で
何度もありって事でしょうが、
それではダメだと自分は考えます。
どんな家を建てるのかを決めると、
出来る事と出来ない事ははっきりと
分かります。
それを良く理解捨て設計をしないとダメだと言えます。
建築基準法のレベルなのか??
長期優良住宅のレベルなのか??
いや、それ以上の基準を設定して家の設計をするか??
そこは最初で設計者に確認した方が良いと思います。
その場に及んでも、
「お客様のご要望がどれかで、なんでもできますよ!!」
なんていう人だったら逃げましょう。
その設計者には何の基準も無く、
バランスの悪い家になる事は間違いありませんからね!!
建ててる家に「これです!!」って
言った答えがない会社があります。
そんな会社で家を建てると大変ですよ!!
ってなわけで答えのない会社の見分け方です。
意外と簡単ですし、
既にこのブログに書いていますから
復習みたいなものですね!!
年間に数十棟しかしていないのに
色々なタイプの家を建てている会社があります。
答えが分からないから色々なタイプ
で建てるしかないわけです。
寄ってきた人は全部家を建てて仕事にする会社
と言えます。仕事にすればいい会社ともいえる。
商売が上手いのかもしれません。
どんな家が良いですか??
うちは何でもできますよ
は典型的な答えのない会社です。
威張って言うほどの事ではないです。
「これがうちの家です!!」って
言えないんです。
だって分からないからですね。
しかもなんでも仕事にしたい。
お客様の前ではカメレオン状態です。
なんにでもなる(笑)危険です。
でも、普通はこんな感じばかりです。
「ホームページに全ての事が書いてある」
これも面白いです。すべてを網羅していると
言いたいのでしょうが、
そんな事などできません。
全てのテーマのページがありますから要注意。
「自然素材で健康住宅」から始まり
「パッシブデザインの家」があり「シンプルモダンスタイル」
とかもある。なんでもできる会社です。
どこかに引っかかればという事でしょう。
こんな会社に限って「一生に一度の家です。
じっくり打ち合わせして納得の家を建てましょう」
なんて書いてあったりました。
「答えは時間をかけて見つけましょうね??」
って言っているようなものです。
答えの無い会社はお客様の中にしか答えが無い。
だからそれを引き出すのが仕事になるわけです。
できた家の説明を聞いても、都合の悪い事は全て、
「それはお客様の要望でこうなってしまいました!!」
って言います。
お客様がかわいそうですね。
答えのある会社で建てたほうが絶対にいいと思います。
お気を付けくださいません!!
トップは誰か??
これで会社大体の方向性が決まるような気がします。
どれが良いのかは分かりませんけど??
多くの住宅会社(量産メーカーを含む)場合
のトップは営業だった人が多いようです。
技術的な事はよくわからないけど、
技術者は支配下にある。みたいな人です。
この場合、何が良いのかがよくわからない。
だから世間がどう動いているのかが気になるみたいで
絶えず方向性を探っているような気がします。
時折今までとまるで違う家を建てだしたりするのは
そのせいでしょうね??
こんな会社は毎年、経営方針発表会みたいな事を行い
毎年方針を変えたりするから恐ろしいです。
下にいる技術者はたまったものではないでしょうね??
去年と今年が全然違う家になる可能性を秘めた会社だと
考えたほうが良い。
ただし、なぜか棟数は増やしていきます。
売り上げや経営状態は分かりませんが??
数を追いかける傾向が大きい。
質より量の考え方。
だからぶれるんでしょうね??
次は技術者がトップの会社でしょう。
住宅会社の場合、設計から工事に
営業トークまでこなせる人が多いような気がします。
マルチ人間だからどうにでもなる。
設計をしているので数字にも強いし未来の想像ができる。
こんな会社の場合はブレ幅が小さいです。
一度決めたらやり続ける事が多い。
で、そこが良い方向に行くか悪い方向に行くかでしょう。
悪い方向に行く場合は頭が固い技術者の場合です。
今までやってきたことが正しいと考えて
時代の変化についていけない人です。
自分の見た範囲では二代目に多いような気がします。
取り残されるタイプです。
それでもがんと自己主張をするので最後は孤立するパターンでしょう。
もう一つは柔軟な技術者の場合でしょう。
答えを求めて色々と変化しますが目的がぶれないので
家は変わらないように見えます。でも実は変化している。
思いついたら即行動なので従業員は大変だと思います。
方針の変更が待ったなし。だから1年のうちに仕様が
コロコロ変わる。
改善ですけどね??どんどん進化すると言えます。
先を観ているのでいつも走っている感じでしょう。
楽しいと思います。
どこに依頼するかでしょう。
「手持ち金を使った方が良いのか借りたほうが良いのか、
よくわからないんです」
なんて質問を受けます。この場合、
「今は借りたほうが良いです」
が答えになる。
理由は二つです。
一つは住宅ローンの金利が恐ろしく低いという事です。
10年固定でも1.1%前後です。
こんなに低いのはあり得ません。
もう一つは住宅ローン控除があるからです。
消費税率アップで平成33年12月末まで延長されていますから、
できたら消費税が上がるうちに建てるべきですけどね。
この二つがあるうちは手持ち資金は温存して
オール借り入れが絶対に有利です。
だって払った所得税に住民税の一部が返金されてきます。
色々な条件があるのでその辺りは会社に確認してください。
10年間の控除されたお金を貯金して、1
0年後に一括返済をすることをお勧めします。
この時、手持ち金に余裕があればそれを含めて返しましょう。
そうすれば借り入れ元金が減るので、
返済予定の利子分が無くなり総返済額も小さくなります。
これは金利が低い場合にのみできる事です。
金利が高い場合は借入金額を減らして
手持ち金を使う事をお勧めします。
家づくりはこのようなローンの考え方や
住宅ローン控除などの事を総合して考えるべきです。
そうしないと同じ価格の家が高くなる場合だってある。
手持ち金で払ったら帰ってくる税金も減るわけです。
もったいない事です。
金利の高い時代の人は
「できるだけ借りないほうが良いよ」
なんていうと思いますが、それは大昔の事です。
今や空前の低金利時代です。
よってたくさん借りてローン控除を受ける。
それが一番いいと思います。
詳細は建てる会社でお尋ねください。
床が冷たい!!
冬の季節に良く聞く話です。
床が冷たいと暖房をいくら
聞かせても寒く感じる。
足元からどんどん熱を
奪われてしまうからですね!!
色々な床材が有りますが、
冷たい床と冷たくない床が存在します。
冷たい床は熱伝導率が大きい材料になる。
冷たくない床は熱伝導率が小さい。
両方とも表面温度は同じです。
熱伝導率の小さい物代表は断熱材です。
熱の伝わるスピードが遅いので
断熱材として使えるというわけです。
さて、ベニヤの床などはなかなか冷たい。
ウレタン塗装の床も同じ事。
冬の朝などは最悪の状態になります。
靴下にスリッパを履いてさらに
床にマットを敷く。
人の足から床に熱が奪われる事で
冷たいと感じるわけです。
では床の断熱を上げると良いのか??
ってなりますが、
床の素材が変わらない
限り冷たく感じるでしょう。
その時間は短くはなると思います。
R+houseの場合は熱伝導率が小さい材料になる。
よって床は冷たくない。
足の触れた表面がすぐに体温と
同じ温度になるからです。
同じ室温でも床が冷たくないので
体感温度は高くなります。
よって断熱性能を上げた家に
R+houseの床を貼るととても暖かく感じる
という事になる。
調湿できるので湿度も一定に保つ事も可能です。
恐ろしく乾燥することは無い。
湿度が10%変わると体感温度が1℃変わるとか。
同じ断熱性能の家でも内装材を間違えると
まるで違う家になると言えます。
これは数字には出て来ない性能になる。
よって、体感しかない。
R+houseの家でご体感下さい。
営業マンはいつもスーツを着ている。
営業に出かけるときは
鏡に自分を写して笑顔の練習をする。
車の中には靴磨きが置いてあり、
訪問先に出向く前は靴を磨きます。
散髪もまめに行い、
清潔感を出すように注意する。
奥様に嫌われたら全てが終るので、
容姿には特に注意する。
女性のアクセサリーの勉強は
常にやっておく。
新しいモデルとかが出たらチェックをして、
奥様がそれを付けていたらすかさず褒める事を忘れない。
「女性の容姿を褒めてはいけない」は、営業の鉄則です。
変わってアクセサリーや
身に着ける小物やバッグなどを褒める。
褒めるには商品知識が無いとまずいという事で
勉強をする事になる。
家についての雑誌や番組は全て目を通す。
話題に上がった場合、
「はい。それは私も観ていました。なかなか良かったですよね!!」
と、切り返す必要があるからだ。
そうする事で、
「この人なかなか良い人だ」ってなる.
ご主人の方も忘れていないという事で、
夫婦での打ち合わせの時は首を6対4の割合で
ご主人側にも振ることを忘れない。
そうしないと、
「うちのとばかりしゃべりやがって、俺がこの家の主だぞ!!」
なんてことになる。
このように総合力の勝る営業マンが競合を勝ち上がっていく。
営業マンは家の勉強はあまりしない。
だってリクルートの毎年のアンケートの
「なぜその会社で家を建てましたか??」
という質問の回答のナンバー1は
「営業マンが良かったから」
もちろん、営業マンとの信頼関係は大切です。
でも、信頼できる営業マンがいるから、いい家になるとは限らない
家は、設計、現場管理、大工あらゆる人が関わり作り上げていくもの
なので、本質的にいい営業マンで、いい会社でいい家をつくるか
しっかり見極める事も大切です。
今年になって量産メーカーやフランチャイズ展開のテレビCMは
「地震」の事ばかりですね。
大きな揺れを数十回耐えた!!的な映像が流されています。
でも、そんなことは今更な事で、
今年になって言い始めてもしょうがないというか、
当たり前の事でしょう。
耐震等級3は普通に取れているし
制震ダンパーも装備されているから安心です。
地震の事を考えるのであれば
プラン自体をしっかりと考えるべきでしょう。
恐ろしく変形したプランなど耐震等級3とか取れても
実際は危険です。
家の中に重心が無い家とかは特に危険です。
基本的な事ができて初めて数字が付いてきます。
簡単な見極めは、
不安定に感じる建物は地震には弱いと言えるでしょう。
アパートとかで1階が車庫になっているみたいなものも
不安定な感じです。
このパターンは阪神淡路で被害が続出しました。
重たい屋根材や外壁材も危険ですね。
熊本はいまだにブルーシートが屋根にかぶっている
家がけっこうあるそうです。
地震対策は実験装置の上でのデータも大切ですが、
実際に設計された家がどうなのか??って事が大事です。
見た目に開放感がある窓の大きな家とかは感心しませんが
良く建っています。
家の角が全部窓とかですね!!
CMの映像と矛盾する建物が
建ててあることもあるので
気を付けたほうが良いでしょう。
地震は日常的ではないのでどうにでもなると
思っている節があります。
保険と同じですね(笑)