「家は一生で一番高い買い物である」
そう言われる所以は、
その価格もさることながら
家(マイホーム)そのものが
お金を生むことがないからです。
アパートやマンションなどの
賃貸住宅のように、
5000万円借金をしたら
年間で500万円収益を生むというのなら、
その5000万円の借金は
10年で回収出来るし、
その後は投じた額以上のお金を
生み続けてくれることになるので、
高い買い物だということには
なりませんからね。
その上、
家は建てた時が最も価値が高く、
経年と共に落ちていき
やがてゼロになる上、
人口が減少していくのが
濃厚である地方都市は
土地価格も上がる見込みも少ないため、
仮に将来売ることになっても
投じた額以上の価格で売れることは
まずありませんしね。
そのため、家を建てる時には、
これを踏まえた上で予算設定を行いつつ
その予算の中で収まるように
計画した方がいいし、
かつ、それと同時に
目減りしていく価値を補っていくために
それ以上にお金を増やすために
「投資」を行った方がいい、
というのが弊社の基本的な考え方です。
では今回は、
これから家を建てる方が
絶対に知っておいた方がいい
「家づくりに必要な視点」について
お伝えしていきたいと思います。
お金の使い方は「消費」「浪費」
「投資」「投機」「貯金」
の5つに分類出来ますが、
ほとんどの方が「投資」と「投機」を
知らないまま大人になっていきます。
「投資(投機)=危険」だから
(破産するから。お金を失うから。)
絶対に手を出してはいけないと
小さい時から事あるごとに
言われ続けて育ったからです。
「せっかくマイホームを建てるのなら、丈夫な住宅にしたい」
「地震に強い家とはどのような家だろう」
このように、住宅の耐久性についてお考えの方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、住宅の耐久性に大きく関わる耐震性能について解説します。
建てられている家のほとんどが、
「お客さんが持つ要望」を中心に
「耐震」「直射光」「動線」を
考慮した間取りになっていますが、
ここには間取りを考える上で
非常に大切な視点が抜け落ちています。
「周りからどう見えるか?」と、
「周りのことがどう見えるか?」です。
例えば「南向きの土地」は
南からの直射光を最も長く
最も有効に室内に取り込める土地ですが、
一方でその窓からは必然的に
「光」と「熱」と共に「視線」も
家の中に入ってくることになります。
結果、それを防ぐために
カーテンを設置せざるを得なくなります。
そして、そのせいで光が入ってこなくなり、
いざ住んでみると、
家の中の薄暗さに落胆することになります。
南からの光だけに頼りするあまり、
それ以外の方向の窓を
全て小さくしていることもあって。
また、それを想定して
高いお金をかけて
境界に高い塀を立てたり、
庭に大きな目隠しをしているお家も
多数見受けられますが、
これらの対処療法では、
確実と言っていいほど
丸見え感を防ぐことは出来ません。
結果、更なる浪費を生んだにもかかわらず
結局、カーテンが開けられず、
薄暗い中での生活を強いられることになります。
注文住宅の間取りを決める際に、子供部屋を作るかお悩みの方はいらっしゃいませんか。
大学生になると一人暮らしを始める人も多く、子供部屋は将来的に必要なくなる可能性がありますよね。
そのため、作るべきなのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、子供部屋を作らないという選択についてご紹介します。
国が発表するデータを見る限り、
ようやく日本は
長く続いたデフレ期間を脱却し、
インフレ局面に突入した
のではないでしょうか。
そして、そうなると
これまでとはお金に対する考え方を
変えざるを得なくなります。
物価が上がらない、
あるいは下がっている状態の
デフレ局面では、
現金は資産を防衛するには
それなりに良い手段なのに対し、
物価が上がっている状態の
インフレ局面では、
その真逆になってしまうからです。
これまで1000円で変えていたものが
1500円になってしまったとしたら、
150万円の貯金の価値は
100万円に目減りしてしまいますからね。
つまり、お金を
現金だけで持っておくことは、
インフレ局面では
絶対にやめた方がいい
というわけですね。
そのために、家づくりにおいても
自己資金として内入れ出来る
まとまった現金があり、
それを現金のまま置いておこうという
お考えをお持ちである方は、
以下のどちらかを
選択していただくことを
オススメしています。
まず一つ目の選択肢が、
出来るだけ内入れし、
住宅ローンの借入額を減らす
ということです。
インフレになるということは
住宅ローン金利が上昇する
リスクも高まるということなので、
インフレによる現金の
価値の目減りを防ぐとともに、
借入額を減らすことによって
金利上昇による返済負担上昇リスクも
ヘッジ出来るからです。
みなさんこんにちは(^^)
エイジングハウス アドバイザーの山口愛です!
今日は私の可愛い後輩達をご紹介いたします(*^^*)
新築の家を購入する際に、使いやすいキッチンを求める方は多いのではないでしょうか。
家の中でもキッチンは特に重要な場所と言えるでしょう。
そのため、キッチン選びは絶対に失敗したくはないですよね。
そこで今回は、新築住宅のキッチン選びで失敗しないために、キッチンを選ぶ際のポイントについてご紹介します。
現在「平屋」は
空前のブームになっているし、
土地価格が安く
平屋を建てるには最適な広さの土地が多い
神戸電鉄沿線では土地が広く価格も安いため
まずは「平屋」に出来ないかを
優先して考えた方がいいと
以前からお伝えしているのですが、
とはいえ、まだまだ多くの方が
「平屋にすると高くなる」
というイメージから
敬遠しているのではないでしょうか。
まず高くなりそうなのが
「家そのものの価格」。
そして、平屋を建てるとなると
それなりに広い土地がいりそうだから
土地の価格も高くなりそう。
かつ、敷地が広がる分、
外構工事までも高くなりそう。
と、普通は思ってしまいますよね。
では今回は、
そんなイメージから
平屋を諦めかけそうになっている方に
「実際のところはどうなのか?」
お伝えしていきたいと思います。
平屋と2階建ての価格比較
同じ材料を使い
同じような仕上げで
平屋と2階建てをそれぞれ建てるとしたら、
同じ面積で考えると
坪あたり10万円前後価格は違ってきます。
35坪だと350万円ほど平屋が高くなる
という感じですね。
しかし、実を言うと
この比較方法自体が
そもそも間違っています。
同じ面積で比較するということが、です。
2階建てには階段が必要ですが、
平屋には階段が必要ないからです。
ゆえ、この場合の比較方法は
35坪から2坪(1•2階それぞれ1坪ずつ)を
差し引いた33坪で比較するのが正解です。
とはいえ、そうしたとしても
まだまだ価格は
平屋の方が高いのが現実です。
そのため、ここから
2階建てから平屋にすることによって
必要じゃなくなるものについて
考えていきたいと思います。
まず、議論したいのが「トイレ」。
2階建てでは
1•2階両方にトイレが必要だと思います。
夜中にわざわざ階段を下りて
1階までトイレに行くのは
だいぶ面倒臭いですからね。
注文住宅を手に入れようとお考えの方で、
「どのような流れで進んでいくのか分からない」
「スムーズに計画を進めたい」
といったお考えをお持ちの方はいませんか。
注文住宅を購入する上で、事前にどのような流れで進んでいくのか理解しておく必要があるでしょう。
そこで今回は、注文住宅を手に入れる流れについてご紹介します。
物が溢れやすく生活感が出やすい
リビングダイニングキッチンを
美しい状態で保ちやすくするには、
「部屋や収納をどこに配置するか」
が大事なのではないでしょうか。
例えば、
「子供たちの部屋は2階につくるもの」
だと一般的に考えられていますが、
自分自身の過去の経験上、
この当たり前は必要ない
という結論に至りました。
子供たちは小さいうち
自分の部屋を全く使わないし、
思春期となり使い出したとて
寝る前までリビングで過ごすのが
日常的に当たり前となっていることから、
いつも使うものは基本、
常にリビング付近に
置きっぱなしになっているからです。
もちろん、時々は
張り切って掃除をして
一旦、荷物をまとめて自分の部屋に
持っていってもらっていたのですが、
10日もすれば元通りになっている
ということを繰り返した結果、
不毛さに気が付いて
そのまま放置しているという状態ですね。
これはこれで
子供たちと過ごす時間が
多いことの裏返しでもあるので、
全然いいんですけどね(笑)
そんなルーツもあってか
弊社では子供たちの部屋を
1階につくることを
オススメする事があるのですが
これは子供部屋に限らず
寝室にも同じことが言える
のではないでしょうか。