冬の覚悟!!それは「お風呂」です。
「よし、風呂に入るぞ!!」と言った「覚悟」を決めないといけません。
脱衣場の寒さにお風呂の洗い場の寒さを考えたら、それなりの覚悟は必要になる。
入ったはいいが今度は出るときも覚悟しないといけません。
急いで服を着ないと湯冷めをることになり、風邪をひく確率が上がるからです。
なのでお風呂には覚悟が必要になるというわけです。
夜中のトイレも覚悟が必要です。
「我慢するかトイレに行くか??覚悟!!」って感じでトイレに向かう。
色々と着込まないと凍えるから大変。
しかもトイレから帰ると目がさえまくり眠れない事になる。
朝もそうですね。
ベッドから起き上がる覚悟は相当な物でしょう。
「おっしゃぁ~!!」
てな感じで気合を入れないといけません。
着膨れた状態でしばらくは家事をすることになります。
暖房が効くまでしばらくかかるからですね!!
エイジングハウスの家は冬の覚悟が不要な家です。
お風呂にも何のストレスもなく入れるし、夜中のトイレもすんなりです。
朝も簡単に起きれて快適な空間で家事ができる。
はんてんとかで着膨れる事などありませんし、スリッパもマットもない世界です。
マットが無い分の洗濯が不要です。
「あの覚悟はなんだったんだろう??」なんて事になるわけですね!!家の性能で生活は変わりますよ(笑)
「敷地的に平屋は難しいけど、出来たら1階に寝室が欲しい」
なんて要望が出る事があります。
こんな時はどうするか??
難しい判断になります。
子供部屋を2階に持って行くだけの事ですが、そうなると1、2階の面積のバランスが悪くなり、工事費が上がります。
どうしても2階の外壁と1階の屋根がぶつかる部分が多くなってしまい、そこの防水処理などにお金がかかる事となります。
なので工事費だけを考えると総2階という事になってしまうわけです。
どうしてもとなるとプランを考えて屋根を1枚にして外壁との絡みを無くする様にプランをしていきます。そうする事でのコストカットとなる。
自分がよくやる方法では2階の高さを低くして、勾配天井で処理する方法です。高さを低くする事で表面積を小さくしていく。
外部の工事面積が小さくなるので、当然ですが工事費は減るわけです。
2階の子供部屋は将来、空き部屋になります。そう考えて最小限にしておくわけです。
1階に寝室は将来の夫婦のみの生活になった場合、動線的に非常に楽な家となる事でしょう。水平移動で終わりますからね!!
2階はたまに帰ってくる子供達の寝る部屋になります。エイジングハウスの家はどこでも寝れるので心配ご無用となります。
設計の段階で少しだけ高さの調整とかを行い、プランすると1階に寝室があり、予算的にも大丈夫な家を建てる事は可能です。
でも、同じ要望を出してもあまりコストの勉強した事のない人の手にかかると、同じ面積でも価格は大きく変わる事になります。
まあ、ここの見分けは意外と簡単で「シンプルな家」を建てている会社はコストの勉強をしていると言って良いかも知れません。
意外とデザインを優先させる会社はお金を変なところに使っていることがありますから、気を付けましょうね??
土地が決まらない??
良く聞くお話しです。
土地は「縁」だと自分は思っています。
縁がない場合はなかなか決まりません。
でも縁が有ったら嘘みたいに決まるのが土地です。
考え込んでしまっている人もなかなか決まりません。
これは「欲」の仕業です。
「もっと良い土地が出て来るのではないか??」
なんて考えているとなかなか決まりません。
土地は同じものが二つとありません。
なので買う意思を早く示した人の元に流れていきます。
考え込むと他に行くわけですね。
なので土地も感覚での勝負になってしまいます。
また、不動産屋にも気を付けた方が良いでしょう。
売りたい土地を売ろうとします。
その人に合った土地ではなくです。
なので土地探しは住宅会社の営業マンではなく
「設計がわかる人」と手を組んだ方が資金計画などの面でも都合が良いと思います。
不動産屋に住宅営業マンの「欲」が結びついたら大変な事になりかねませんからね(汗)
あと、決まらない理由に夫婦のどちらかが踏ん切りがつかないというパターンもあります。
これは夫婦を並べて話をすればすぐに分かります。
それから「ご両親」との兼合いもでてきます。
ご両親も大切ではあると思います。
ですが、やはりお子さんが一番ではないでしょうか??
未来があるのはお子さんです。
ご両親を助ける事でお子さんが犠牲になったら元も子もなくなります。
両方が良い方法があれば良いのでしょうが、そんな事ってなかなか無いのが現実です。
お子さんの事を優先させる事が土地を決める事の優先順位であると言えます。
家を建てるとなり、最初に心配になるのは「お金」でしょう。
「銀行はお金を貸してくれるのかどうか??」
普通の人は銀行からお金を借りる事などあまりありません。
また、銀行に行っただけで緊張してしまう人も多いと思います。
私は仕事柄いつも銀行とは一緒にいる事が多い。
なので相談はまずは自分にした方が良いでしょう。
色々な解決策も知っていますからね!!
さて、銀行は何を知りたがるか??
一番最初は現在の「借り入れ」の有無です。
次が「年収」です。
その次は「勤続年数」でしょう。
そして「健康面」です。
で、「過去の借入事故」です。
既存に自動車ローンとかがあると返済比率に影響してしまい、借入金が減る事が考えられます。
なので家を建てる計画が出た後には車などは買わない事です。
首を絞めるだけです。
年収は税込み年収で大丈夫です。
返済比率が年収400万円以上の場合は35%で年間140万円借りれます
35年のローンの場合は35×140=4,900万円借りれることになります。
仮に利息が900万円程度と考えれば、4,000万円の物件を建てる事ができます。
ただし、既存の借り入れがある場合はその計算は成り立たなくなります。
年収は高くても転職したばかりとなると、銀行はあまり良い方向では見てくれません。
「また、転職するんじゃないのか??」と勘繰ります。
安定性が無い=返済が滞るとなる。
転職は家を建ててからです(笑)
さて「健康面」ってなんで??
と思う人は多いでしょう。
住宅ローンには生命保険が付いてきます。
しかも入らないと借り入れができません。
借りた人が天国へ旅立たれた場合は借入残高がその生命保険で支払いされる事になる。
凄いシステムですが逆に言えば銀行のためのシステムです(汗)
その銀行の保身のためのシステムが使えない様な健康面に傷がある人には貸せませんという事です。
なので健康面には気を使っていた方が良いです。
まあ、銀行に行く前に、事前に自分は全てをさりげなく聞いてしまっています。
なので自分が銀行ローンを申し込む人が通らない事など有り得ません。
事実、ローンが通らなかった事はありません。
通らないと踏んで、出してやっぱり駄目だった人は居ました(汗)
なので私に相談下されば直ぐにいくら借り入れできるかは分かります。
冬になると寒い家は大変です。
まずは足元が寒い。
なのd靴下とスリッパは欠かせません。
トイレや洗面所などにはマットも必要になる。
床が冷たいのでしょうがないです。
トイレやお風呂に行くのにいちいち「覚悟」が必要になるから面倒くさい。
暖かいのは暖房のある部屋だけで、後は極寒の世界が広がっています。
理由は簡単で「断熱が無い」って事です。
昔の家には「断熱」の概念が無かったので冬は当然ですが寒いわけです。
そんな中で家にも断熱の考えが始まります。
「新省エネ」という基準ができたのが平成4年ですから最近と言えば最近のお話です。
ただし「新省エネ基準」では冬は暖かくないです。
そこで次にできたのが「次世代省エネ基準」というものです。
これが平成11年の事です。
この基準を守ると冬は暖かい家になります。
この基準は義務化されませんでしたので、多くの家はこの基準をクリアしていません。
なので結局、寒いわけです。
次に改正省エネ基準が平成25年にできました。
これが2020年に住宅にも義務化されるとか言っていましたがされなくなりました。
これが義務化されると困る業者が沢山出て来るからなのでしょう。
当然ですがこれをクリアしている家は少ない。
だから寒いわけです。
家を検討されている場合、断熱基準がどれにあたるのかは聞いていたほうが良いでしょう。
それにより快適さが変わります。
分かりやすく言うと「長期優良住宅」になると改正省エネ基準が適用されます。
なので快適になる。
断熱は断熱材だけの問題ではなく家を総合的にどう考えるかで決まります。
そんな会社を見つける事が大事だと思います。
建物はシンプルが一番です。
複雑にすればするだけコストがかさみます。
つまり、同じ機能や性能であったら、シンプルな形の方が安くて複雑な形の方が高くなるという事です。
どうしても表面積が増えるので、工事をする面積が増えるからです。
表面積が増えるという事は同じ断熱材を使ったとしても、家の表面積から逃げていく(逆に入って来る)熱は大きくなります。
よって断熱性能は同じでも、結果的に快適性が損なわれてしまいます。
効率が悪くなると言った方が分かりやすいかも知れません。
耐震性も悪くなります。
数字上は同じでも複雑な家は壊れやすいです。
そういった意味から家の形はシンプルな方が良い。
複雑にすればするほど変な部分にお金が消えていく事になる。
「デザイン重視だから」とか言われますが、長い目で見た時に家の外観なんてそんなに気にしている人が居るのかどうか??
かっこいい家を探す方が難しい世の中ではないでしょうか??
つまり、ほとんどの人は無頓着だと言えます。
まあ、見せ方次第で外観はどうにでもなるような気がします。
カメラを向ける場所を作ってあげたら良いわけです。
シンプルでも外構などと組み合わせていくと雰囲気は出てきます。
複雑怪奇な家になればどこにカメラを向ければ良いのか分からないなんて事も有ります。
裏側までデコレーションしてある家なんてもったいない限りです。
見えないところにお金を掛けるってよっぽどお金が余っている。
家もシンプルに建ててあげると動線までシンプルになります。
つまりは使いやすい家になるという事です。
「私が営業担当になります」
いきなり家にやって来たスーツ姿の見知らぬ人。
営業担当とか言ってニコニコ笑っているがいったい誰なのか??
昼間に行った住宅展示場のアンケートを見て、そこに書いてある住所を調べてやって来ているわけです。
ご来場の挨拶って訳ですね。
でも、沢山の展示場を回っているのでどの家の会社の人なのかもわかりません。
もっと言うとどれがどの会社だったのかも分からない。
まあ、それでここからは営業マンの競争という事になるわけです。
ハウスメーカーのサバイバルゲームの始まりです。
営業マンは昼間に来場された人のアンケートを分ける事から始めます。
が、ここで力関係が出て来る。
職業欄で高収入らしき人がいた場合など、
「その人自分の客の知り合いだから。紹介されているからこっちに頂戴」
なんて事でアンケートを頂くぐらいは普通にやります。
成約率が高いアンケートをもらった方が楽ですからね(笑)
さて、それから三日に一回の割合でやって来るようになるのが営業マンです。
「近くまで来たものですから」とか「資料をお届けに来ました」とか「その後、土地はどうなりましたか??」とか言ってやってきます。
どうにか契約したいものだからプランを出して見積もりを出したいし、どこと競合しているかも知りたい。
やり手は簡単にそこまで進ませていきます。
べらべらしゃべる営業マンは自信がないからで、出来る人はお客様にしゃべらせる。
それをプランに反映させるから「分かってる人」ってなるわけです。
営業マンは奥様の心を掴むことが大きい。
よって女性に対しての印象が良い方が有利です。
資金計画をして予算内でプランを出す。
しかも競合を蹴落とすだけの武器を持っている者が勝利します。
が、本当は「あの人は良い人ね」で決まる事が多いわけです。
つまり、家の事などそっちのけで人柄を売っているのが住宅営業でしょう。
もちろん、人柄のいい営業マンは大切ですが、それより大切なのが実際その会社がどんな家を建ててくれるかって事です。
「営業マンが良かったから!!」
これは毎年の「なぜ建てたのか??」の答の第一位を毎年取っている回答です。
何を意味するのか??選択の理由が「家」ではないという事です。
つまり「営業マン」という人で選んでいる。
なぜか??「家に特徴が無いから!!」でしょう。
家に選ぶだけの特徴が無いから、家以外に選べる「営業マン」の良し悪しで決めているという事です。
多くの住宅会社は「特徴が無い」って事を意味しています。
特徴のない家は「営業マン」が居ないと売れないという事にもなります。
なので営業マンが居る会社は「特徴が無い」という事にもなるのかもしれません。
だって、居ないと売れないって事になりますからね!!
普通の人はそう言った理由で家を建てているという事です。
テレビCMで物が売れるのも同じ理由でしょう。
特徴のない分をテレビで刷り込んでいる。
良い物はCM無しでも売れているはずです。
家の本質を見ている人はほんのわずかでしょう。
それが見える人に対して、エイジングハウスの家はアピールしています。
営業マンを雇う事も無く家が売れる。
エイジングハウスの家です。圧倒的な特徴があるからそうなる。
そこが分かるかどうかを見極めるだけが営業活動って事ですね。
なので普通の家の進め方などとは大きく変わるという事です。
家造りで起こる後悔の中で一番多いのは「予算オーバー」でしょう。
限られた予算で計画を進めていくのになぜか起こる予算オーバー。
どこに原因があるのか??
ほとんどが住宅会社の担当に原因があります。
経験不足とかプロ意識の欠落とかが主な原因です。
予算を最初できっちりと決めていない事や、要望の受け過ぎとかが具体的な要因になります。
お金の話を曖昧にしてスタートすると必ず予算オーバーは起きると考えた方が良い。なのでお金の話もせずに、「たたき台のプランとかを作ってみましょうか??」
なんて営業マンが言い出したら危険です。
資金の裏付けのないプランなど意味がない。
そのたたき台を元に要望を聞き出したら止まらなくなるのが工事費です。
お客様は「予算内で納まる」と考えているし、営業マンは「お金は有るんだろうな??」って考えながらやっています。
結果は恐ろしいぐらいの予算オーバーになる。
なので最初に資金計画をしっかりと立てて、それから家のプランをする。
資金計画で建物の本体価格も決まります。
すると面積も決まる。
仕様が決まれば必然的にそうなるわけです。
そうなると要望とか聞けません。
資金計画がおかしくなる。
なので「資金計画をオーバーしますが大丈夫でしょうか??」って事で確認ができるわけです。
プランを出した時に「リビングをもう少し広くしたい」とか言われても資金計画をオーバーするという事で判断していただける。
すると予算オーバーは起きない。
お金の話をしない要望ばかり聞くと工事費は上がり続けます。
つまり、家がどんどん大きくなる。
使わない「ゲストルーム」とかが出てきたりしたら恐ろしい予算オーバーでしょう(笑)
夢と同時にお金も膨らむのが家づくりです(爆)
それを制御するのが我々、プロの仕事なんですが、意識の低い会社ではそれが出来ない事が多いようです。
予算オーバーはお互いの悲劇です。なのでそんな事が起きない会社で建てた方が良いですね。
それを見分けるのは簡単です。
「たたき台のプランを作りましょうか??」とか「取り合えづどんな家が良いかお話しください」とか、お金の話の前にしてくる会社ではやらない事ですね!!
他の会社が建てた家を見に行くことがあります。
そんな時は何を見ているのか??
まあ、技術的な事とか納まりとかも見ますが、私はその家がどんな経緯で出来て行ったのかを見ます。
間取りを見るとそれが、どんな感じで進んだのか大体ですが分かります。
一番多いのがお客様の要望に振り回された家です。
これはあちこちにいびつなヵ所が出ているのですぐに分かります。
特に構造をいじめていることが多いです。
要望を通すために構造が破綻しているんですね。
地震が来たらどうするのっていうような家です。
専門の人はそこに気が付きます。
それでそこを質問するとほとんどが「お客様のご要望でそうなりました」という答えが返ってきます。
そこを修正するのがプロの仕事。
言いなりに仕事するのは素人です。
家を見るとプロ意識も見えてくるという事になります。
素人が見ても分からないでしょうが、感じ取るんでしょうね??
そんな家を建てる会社には要望をたくさん言うお客様が増える事になっていきます。
「何でも言う事を聞いてくれるのよ」って、建てた人が話すからでしょう。
さて、家の考え方なども見学の時に分かる事になります。
何を優先していくのか??優先順位が無い会社ほど言いなりの家が多い。
そんな会社は多くの人にアピールするために色々な家を建てて行きます。
なので見学会とかあったら見に行くとその辺りは分かるはずです。
毎回違うからです。
家も作り手に答えが無いとブレまくるものになります。
なので建てる会社に答えがあるのか無いのかで建てる家が大きく変わってしまう事になる。
「何でもできます」は危険な言葉なんですね。