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【Study】資金計画に欠かせない項目

  • 【Study】資金計画に欠かせない項目

分譲マンションを持てば、

エレベーターや階段、廊下を

維持管理するための費用や、

外壁の塗り替えやエレベーターの

修理のための修繕積立金などが、

ローン返済と別で必要となりますが、

一戸建てを持った場合も、

自らの責任で定期的な修繕のために、

積立をしていかなくてはいけません。

 

また、それに加えて、

キッチンやお風呂などの設備品は、

やがて老朽化するため、

老後を見据えたリフォーム費用も

コツコツと積み立てしていくべきです。

 

さらに、家を持てば、

固定資産税が生涯かかり続けるし、

火災保険にも加入し続けて

おかなければいけません。

 

かつ、定期的に確実に壊れる

家電製品の買い替え費用も

積み立てておくべきではないでしょうか。

 

そんなこんなで、

毎月の返済にいくら当てるかを

決めるにあたって、

まずはこれらにどれくらいの費用が

必要なのかを把握してもらいたい

と思っている次第です。

この他、子供たちの教育資金も

今のうちからコツコツと

仕込んでいかないと、

どーにもこーにもならないので、

同時に考えておくべきなのですが、

これについてはまた次回。

 

では今回は、


いわゆる家を維持管理していくために

必要だと考えられるコストについて

お伝えいきたいと思います。

固定資産税

 

固定資産税は、

資産を持ち続けている限り

ずっとかかる税金です。

また、住む地域によっては、

固定資産税に上乗せして

都市計画税という税金がかかります。

 

それゆえ、

建てた後の負担を減らすためには、

この税金を少しでも抑えられるように

家づくりをすべきです。

 

例えば、

家の面積を少しでも小さくするとか、

土地の面積も少しでも小さくするとか、

そもそも住む地域から考える

といった感じですね。

 

そして、家や土地の大きさ、

住む地域によって費用は異なるし、

経年と共に費用も変動しますが、

ザックリ毎月8,000円ぐらい

この資金として置いておくと

いいんじゃないかと思っています。

 

家を持つと、火災保険には

絶対に加入しておくべきなのですが、

火災保険に関しては、

どこまで保障するのか?

建物だけじゃなく家財にも入るのか?

どこの保険会社で加入するのか?

地震保険にも入るのか?

その場合、家財にも入るのか?

耐火構造なのかそうじゃないのか?

などによって、

大きく費用が異なります。

 

そして、住む地域や建てる家によって、

それらは必然的に決まってくるのですが、

建物の構造は99.9999%

耐火構造にすべきだと思います。

 

耐火構造と非耐火構造では、

火災保険料が大幅に違いますからね。

耐火だと年間1万円ぐらいの費用が

非耐火だと年間4万円ぐらいになる

といった感じですね。

 

ということで、

耐火構造にすることを前提として、

ザックリではありますが、

この費用に関しては

毎月2,000円ほど置いておくと

いいんじゃないかと思っています。

定期メンテ&リフォーム費用

 

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家を長持ちさせるためには、

定期的にメンテしていかなくては

いけないのですが、

仮にあなたが自分の家で

今後60年間暮らし続けるとして、

30年に1回外壁の塗り替え分

 

また、キッチンやお風呂などの

水まわりの設備品も確実に老朽化するので、

30年後(20年後かも?)あたりには、

それらの入れ替え工事が必要となります。

そして、そのついでに

家の中の壁や床や天井も、

少しい綺麗にしたくなると思います。

 

では、それらに一体どれくらいの

工事費用がかかると

思っておいた方がいいのでしょうか?

そして、どのようにその費用を

準備していけばいいのでしょうか?

 

もちろん、家の大きさにもよりますが、

一般的には、外壁の塗り替え工事には、

1回120万円ぐらい予算枠を

取っておいた方がいいと思います。


 

そして、リフォーム代に関しても、

その度合いにもよるものの

300万円ほどは予算枠を取っておいた方が

いいんじゃないかと思っています。

 

そんなこんなで、

これらを合わせて合計420万円。

これを働けるうちに貯めていきたいので、

今後約35年働き続けるとして、

毎月1万円ずつ、このために

積み立てていくべきだと思います。

 

最後に家電の買い替え費用ですが、

これに関しても毎月1万円ほど

積み立てていくべきだと思います。

 

冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ、

パソコン、掃除機、給湯器、

オーブンレンジ、炊飯ジャー、など、

これらを10年ごとに

買い換えないといけないとしたら、

現時点の家電製品の価格を見る限りでは、

10年ごとに120万円ぐらいは

かかりそうな気がしますからね。

 

そんなこんなで、

家を維持管理していくためには、

毎月2万円ぐらい必要だ

というわけですね。

 

なかなかな費用でしょ?

おそらく想像以上だった

のではないでしょうか。

 

ということで、

毎月の返済額を試算する時は、

この費用のことも考慮した上で、

はじき出していただければと思います。

かつ、次回お伝えする予定の

子供たちの教育費用も

考慮した上で、です。

 

もちろん、リフォーム費用や

子供たちの教育費用は

準備出来ていなかった場合、

車のローン同様に

銀行に頼ることも出来るのですが、

そうなれば、余分な利息が

さらに積み重なることになり、

どんどんジリ貧になっていってしまうので、

夫婦でよく話し合って、

何にどれだけのお金を振り分けるのかを

計画した上で、ローンの返済額を

決めてもらえたらと思います。

 

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