チラシで見つけた面白い言葉!?
チラシを見ていると変な言葉が書いてあったりします。それを見つけるのが楽しみで毎回念入りに見ています。
「超自由設計」
自由設計を超えるものなのでしょう。どんな設計なんでしょうか??そもそも自由設計って言う言葉もおかしいのに、それを超えるってもっとおかしい。
全てが自由って事になるのか??ってなりますが、建築基準法などの法律の範囲内の自由です。なんでもありではないし、予算の範囲内でもある。自由って制限があるって事を忘れてはいけません。
でも、書いている会社の方が一番忘れているようですね(汗)
「天然無垢材使用」
これも怖い言葉です。天然って事は植林材ではないって事です。天然に生えている杉って屋久島でしか見た事がありません。
天然無垢ってどんな木を使うって事なのか??
産地とか材種が書いてないので何とも言えませんが、植林杉でない事をお祈りいたします。
知ってて書いているのであれば「詐欺罪」になります。
「ブリテッシュカントリーな家」
イギリスの田舎風の家って事なんでしょう??カタカナで書くとかっこよく見えるから不思議です。日本人なんだからそんな事よりもっと大事な事をしっかりとした方が良いような気がします。
どうせ玄関で靴を脱ぐのでしょうから、外観をイギリス風にしても風景上で浮くと思います。
「大工が設計した家」
これも凄い!!建築士免許を持っているかどうかが書いては無いので分かりませんが、免許を持ってない人が設計をしてはいけません。
職人さんがものを考える場合、自分の仕事のしやすさや材料の無駄の無さみたいな視点で見るところがあり、家の使い勝手などがないがしろにされたりします。
頑固な職人さんなら特に、家事などをしませんので、家事動線の考え方が分かりません。そうなるとあまり良い設計ではなくなります。
「原価で建てる家」
恐るべし!!こうなるとボランティアです。企業の最大の目的は利潤の追求なはずです。それを無視して経営するとはすばらしいです。
すぐに無くなると思いますので、近づかない方が良いでしょう。
依頼先が経営に行き詰まり倒産とかになったらメンテナンスもできません。そこはよく考えて依頼された方が良いでしょう。
原価で受注すると言う事がどういう事なのか??お客様は喜ばれるでしょうが、一時的な事です。経営できなくなれば各方面に迷惑が掛かります。恐るべし!!
世の中には色々な会社があります。面白いですね!!