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【Study】三大出費のバランス

  • 【Study】三大出費のバランス

多くの方が、

お子さんが小学校に上がる

前後のタイミングで

家を建てられますが、

この時にスルーせず

向き合って考えてもらいたいことが、

今後、どんな出費が

どれくらい必要になるのか

ということです。

 

それらを把握していないまま、

家づくりに予算を突っ込み過ぎたら、

間違いなく後から

経済的に困窮してしまうからです。

 

具体的には、

子供たちの成長の過程でかかるお金と、

ちょっと気が早過ぎない?

と思うかもしれませんが、

自らの老後資金のことですね。

 

かつ、家族で旅行に行ったり、

日帰りでどこかに遊びに行くことも

とっても大切なことなので、

それらについての費用も、ですね。


 

例えば、一概には言えないものの、


大学への進学は、

子供たちの将来の可能性を

少しでも広げてあげられる

選択だと思いますが、

そうしようと思えば、

塾やオンライン教材費用が

中学から必要になるかもしれません。

 

また、それらの費用は、

高校に入ってからも必要だし、

どうやら高校では、

年を追うごとにその費用が

尻上がりに高くなっていくようです。

 

もちろん、この費用は

家庭によって個人差があると思いますが、

学校に納める授業料を合わせると、

もしかしたら国立大学の授業料と同じか、

あるいは、それ以上かもしれないようです。

 

ちなみに国立大学の授業料は

平均で53万円ぐらいなので、

高3〜大学卒業までの5年間は

継続して1人あたり月4〜5万円ぐらい

学費としてかかるってことですね。

 

さらに、これに加えて、

小学校から高校に至るまでは、

制服・体操服・教科書・

チャリなどを買うお金が

入学のタイミングで必要な上、

修学旅行の積立もしないといけないし、

 

そして、家を建てるタイミング

というよりも、

今すぐからやっていって欲しいのが

やがて働けなくなった時のための

資産形成です。

 

年金支給がなくなることはないにせよ、

働けなくなった後、

一体どれだけ年金がもらえるのか

未知数だからです。

 

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また、事故や病気のせいで、

思ったよりも早いうちから

働けなくなってしまう可能性だって

ゼロではないからです。

 

なので、少々気が早いと

感じるかもしれませんが、

個人的には、今のうちから

長期的にコツコツと積立し、

運用していくことが大事だと考えています。

 

資産運用は、長期になればなるほど

複利効果によって爆発的に

お金が増えていくわけですからね。

 

そこで、オススメなのが、

以下の2つの制度を利用して、

お金を積みてていくことです。

 

1つは「iDeCo」と呼ばれている

個人型の確定拠出年金ですね。

分かりやすく言うと、

会社に勤めている誰もが納めている

国民年金と厚生年金に上乗せして、

個人が納める年金です。

 

これがいい理由は、

掛け金が全額控除の対象になるからです。

 

つまり、年末調整で

納めた税金がいくらか返ってくるのですが、

例えば、年収が約500万円の人だと、

所得税の税率が10%、

住民税の税率も10%なので、

掛け金の20%が年末調整で返ってくる

というわけですね。

 

言い換えるなら、

この年金を積立ていくだけで、

必然的に毎年20%ずつ

お金が増えていっている

というイメージです。

運用によって増えるお金とは別で。

 

そして、もう1つ

今すぐやるべきなのが、

「つみたてNISA」という制度です。

 

これは、先ほどの「iDeCo」とは違い、

所得控除になるわけではないんでんすが、

投資・運用によって増えた

お金に対してかかる約20%の税金が

控除される制度です。

(iDeCoも同じく税金が控除されます)

 

それゆえ、これにも

限度額いっぱいまで積立てていくべき

だと思っています。

 

そんなこんなで、

この2つの制度には、

限度額いっぱいまで

掛けていって欲しいと思っています。

(IDeCoが月23,000円、

つみたてNISAが月33,000円なので、

夫婦揃ってマックス掛けるなら

毎月112,000円となります)

 

いかがでしたか?

 

教育資金、老後資金について

お伝えさせていただいたのですが、

これに加えて旅行や遊びにいくための

積立も月2〜3万円程度は

必要だと思います。

 

というわけなので、

家づくりをする時には、

こういったまだ見ぬ費用のことまで

ある程度想定した上で、

自分たちが毎月払っていくべき

返済額を導き出してもらえたらと思います。

 

巷でよく言われている

借りられる額と借りるべき額の違い

について、根拠を挙げながら

お伝えさせていただきました。
 

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