【Staff Diary】日本一危険な〇〇
こんにちは。
エイジングハウス 早川です。
梅雨も明け、エアコンなしでは過ごせない日々が続いておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
オリンピックに高校野球と、画面越しでも熱くなれるイベントが続き、
外に出て体を動かしたいと思っている方も少なくないのでしょうか?
私もその1人です。
さて、先日私は鳥取県にある三徳山にいってきました。
ここには、「日本一危険な国宝」と言われる三佛寺投入堂があります。
今回は、ここをゴールに山を登りました。
台風が近づいているのもあり、山に近づくにつれて、空の色が怪しくなってきました。
私自身、晴れ男(自称)ということであまり心配してなかったのですが、
到着と同時に雨が降ってきてしまいました。
急斜面や崖を登ったり渡ったりということで、
軍手を着用し、わら草履を購入していざ入山!
投入堂までは、約1時間の道のりです。
入山して5分後、ポツポツ雨がザーザー降りに代わり、足元には濁流が流れ始めました。
控えめに言って、コンディションは地獄です。
道のりも想像していたよりかなりハードで、
雨が降っていたこともあり岩場も滑りやすくなっていたため、
あまり周りの景色を楽しむ余裕がありませんでした。
観光気分で登ってはいけないと言われているのがよくわかります。
立ち塞がる巨岩を登ると第一の休憩スポットである文殊堂に到着しました。
ここからの眺めは絶景とのことで、
楽しみにしていたのですが、雲しか見えませんでした。
若干テンションが下がりながら、さらに登ると、
文殊堂とほとんど造りが似ている地蔵堂へと到着します。
天気は回復せず、遠くを見渡すことはできませんでしたが、
足元に広がる原生林を楽しむことができました。
そこからはひたすら岩場を渡って、登山道からは一度も見ることができなかった投入堂が、ようやく目の前に現れました。
岩窟の中にすっぽりと収まっています。
ここまでの道のりを考えると、本当にどうやって材料を運んだんでしょうね。
どのようにして建てられたのかは一切謎なようです。
投入堂は中に入ることはできず、少し離れた場所からの拝観になりますが、存在感は圧倒的でした!
途中で景色を楽しめなかった分、より一層見応えがありました。
さぁ、ここからいっそう注意を払っての下山です。
投入堂を後にして10分ほどたつと、ようやく雨も止み、
水溜りもなくなっていたので、行きよりかは前に進みやすかったです。
文殊堂まで到着する頃には晴天に変わり、
楽しみにしていた山からの景色を味わうことができました!
山を下りた時にはすでに足の付け根が筋肉痛になっていましたが、
普段使っていない筋肉にとっては嬉しいものです。
行きは土砂降り、帰りは晴天と、
三徳山の2つの表情を味わうことができました。
日本で1番危険な国宝を、1番コンディションの悪い日に登ったこともあり、
達成感は別格でした!
道は険しく、それなりに体力や勇気も必要ですが、
途中に文化財がいくつもあり、景色は本当に綺麗なのでオススメです!
ただし、1人での入山は禁止されているので、
必ず2人以上でチャレンジしてくださいね!