【Study】「頑張らなくても片付く家」を作るための秘訣 クローゼット編 ④引き出し収納ケース
すべてをハンガーに吊るすのは、
スペース的に無駄が多い!
という事で、次に頭に浮かぶ服の収納法の選択肢は、
「プラスチック引き出し収納」です。
今回からは、
具体的な収納方法についてお話していきます。
今日は定番「プラスチック引き出し」の
メリットデメリットについて。
✔️プラスチック引き出しのメリット
価格が安いし、どんどん増やせるので人気です。
サイズも豊富なので、
空いたスキマにピッタリのアイテムが見つかれば、
つい買いたくなってしまう事も。
最近は上部で開け閉めがスムーズなものや、
大きく引き出しても手前に倒れないストッパー付きのものもあり、
とても進化していますよね(^^♪
✔️プラスチック引き出しのデメリット
しかし、そのお手軽さが、
逆にデメリットを生む事もあります。
収納スペースに、ぴっちりはめ込まれたケースは圧巻で、
「素敵な計画された収納」のように見えるので、
ついやりたくなりますが
問題は、その引き出しの使い方です。
その1:どこに何が入っているかがあいまい・・・
収納ケースに明確な「役割」がついていないと、
ついつい中身があいまいになりがちです。
何年も開けていないケースや、中身がスカスカのケース、
なんかわからないけど、
いろいろ入っているケースなどが存在していたら要注意!
その2:体に負担がかかる場所に引き出しがある・・・
クローゼットに置く場合、
どうしても引き出しを床に積み上げるようになりますから、
出し入れの時に、いちいち「しゃがむ」「深くかがむ」
という行動を伴うのも、
めんどくさい・・と思う一つの原因と感じています。
しかも、手前に何かモノを置いたりしたら、もうアウトです。
その3:収納扉との相性が悪い
ケースを置く場所と、収納の扉の関係も重要です。
よくあるタイプのクローゼット「折り戸」は、
引き出し収納が両サイドの端までは置けません。
折り戸の厚みがあるからです。
押し入れなどの引き戸の場合も、
ケースの配置には注意が必要です。
そもそも、押し入れ用の奥行の深い収納ケースは、
日常使いには向いていません。
シーズンオフのものを保管するためのものと、
割り切って使う事をオススメします。
✔️プラスチック引き出しのデメリットを克服する2つのポイント
その1:「ラベリングをする」
ラベリングをすることで、
「探しやすくなる」というメリットのほかに
「他のモノが混ざりにくくなり、きれいを維持できる。」
「何を持っているか常に把握できて頭の中がスッキリする」
などの、地味ですがスゴイ効果があります。
たかがラベリング、されどラベリングです。
やっていないなら、ぜひお試しください。
あなた以外の家族もモノの場所が把握出来るので、
お手伝いもしやすくなりますよ(^^♪
その2:「入れるものに合わせた深さ・奥行き、
引き出しの位置の高さ」を厳密に考える
「何をその場所に置きたいか?」を考えてから、
それに適したケースの寸法を決めて買う。
これが本来の収納プランニングです。
先にケースを買って、
「これには何を入れようかな」と考える逆のパターンでは
本当の意味で使いやすい収納の仕組みを整えるのは難しい・・・
という事を、少し頭に入れておいてもらえればと思います。