【Study】エアコンは何畳用??
「リビングダイニングで18畳あるんですけど、エアコンは何畳用が良いでしょうか??」
なんて電気屋さんで聞いた場合、
「18畳で木造でしたら18畳用より大きめがいいでしょう」
って事で18畳用か20畳用を勧められると思います。
理由は簡単で「売り上げが上がるから!!」です。
長期優良住宅の場合であれば「外皮計算」なるものを行っています。
これって新しい断熱基準で、家から熱がどれぐらい逃げていくかの計算です。
この基準をクリアしないと長期優良住宅には認定されません。
この計算をしていると1時間当たりどれだけの熱が逃げるか分かる。
それが分かるとエアコンの能力がどれぐらいで大丈夫かもわかります。
自分はその数字で計算してエアコンの大きさを決めています。
なので平屋の30坪の家だったら高性能エアコンの6畳用一台で十分です。
とあるメーカーの6畳用エアコンの定価は34万円で20畳用が61万円ですから、電気屋さんは計算をしないで大きさだけで売った方が良いわけです(笑)
お客様に6畳用で大丈夫だと伝えて電気屋さんに行くと必ず、「こんな小さいエアコンだとまるで効きませんから、畳数に合わせた方が良いですよ」
ってお店のマニュアル通りの話法で返されるわけですね。
まあ、それが普通でしょうからね。
我々技術者はちゃんと計算をして数字小で判断しますからね。
無駄なお金は使わせません。
世の中には裏側が有り、闇の世界が広がっています。
分かっているけど分からないふりをする。
それは誰のためなのか??
多くの場合は自分自身のためなんでしょうけど、それではいけないと思います。