【Study】立面図には注意が必要?
図面を読める人は少ない。
建築の図面は二次元になります。
だから立体的に空間を想像する必要がある。
でもそれができる人はほんの一部でしょう。
だから図面をお客様に渡しても何も分からない方が多いと言えます。
なのに、図面で打ち合わせをします。
ここに問題が起こるわけですね!!
特に多いのが立面図の打ち合わせでしょう。
立面図は4面書いてあります。
図面を見だすとサッシの高さやら屋根の形などが気になる。
特に窓の高さなどが気になり始めたら全てを揃える事に夢中になったりします。
外壁の貼分けなどもそうでしょう。
図面ばかりを見ながらやります。
図面は二次元。
どこも見えるように書いてある。
ここが罠になっているって事なんですね。
実際に建ってみると、こだわって大きさを合わせた窓など、
隣の建物で隠れて見えないって事に気が付く訳です。
一生懸命貼分けを考えた外壁も見えない!!
見えるのは道路がある部分!!なんて事は多いですね。
ですから立面図を色々と考える前に、
どこが見えてどこが見えないのかを調べておくことが良いでしょう。
それかお任せするかです。
見えない部分にお金を使っても意味はない。
その予算を見える部分に使う事で、家の印象は変わると言えます。
敷地調査の際はそこを抑えるのがプロです!!
見えるところをデコレーションする。
隠れる部分は凝ってもしょうがないからですね!!
全てが見えるように書かれる立面図。
そこには大きな落とし穴があります。
図面が気になるようでしたら建てる会社に
「似たようなデザインの家を見せてください」
と、お願いして観てから決めても良いかも知れません。
隠れる部分がデコレーションされていたら気を付けましょうね!!