【Study】扉の必要性
ドアや引き戸に折れ戸などの扉は、何の為に有るのか??
トイレやお風呂の扉はプライバシーを守る為に有るので付けます。
個室も同じ意味合いで付いている。
ではクローゼットの扉は何のため??ほこりが侵入しないためと雑然さを見せたくないという理由でしょうか??
でも、エイジングハウスの家ではほこりがあまり目立ちません。
よって扉は不要です。
また設計の仕方で寝室などに設ける事で他人に見せなくすると扉は不要になる。
シューズクロークの扉は臭いが外に出ないように付ける。
でもエイジングハウスの家は消臭効果があるので扉で仕切る事などありません。
エイジングハウスの家では扉の多くが必要ではなくなると考えられます。
よって恐ろしく少ない建具で設計されていきます。
もう一つの理由に「高い断熱性能」という事もあります。
局所の冷暖房ではなく、家全体で考えるので、細かく仕切らなくていいわけです。よって、やたらと扉の多い家は断熱性能が低いと考えたほうが良いでしょう。
玄関ホールからローカに入るところに扉があり、ローカからリビングに入るところにも扉がある。
リビングから階段に行くローカにも扉がある。
子供部屋に入る扉が当然ある。
玄関ホールから子供部屋まで4か所の扉を開け閉めしないと到達できません。
エイジングハウスの家では子供部屋の扉だけの開閉で大丈夫。
他の扉は省略しているのでありません。
理由は無くても部屋の温度差が無いからです。
家全体が快適なので細かく仕切る事などありません。
内部の建具工事の金額は普通の家の1/3ほどでしょう。消えた予算は他に使う事になります。
扉に予算を割いてもしょうがないからです。
家に対する考え方でしょうが、
何に投資するのか??扉ではないような気がします。