【Study】今は、借りたほうが良い
「手持ち金を使った方が良いのか借りたほうが良いのか、
よくわからないんです」
なんて質問を受けます。この場合、
「今は借りたほうが良いです」
が答えになる。
理由は二つです。
一つは住宅ローンの金利が恐ろしく低いという事です。
10年固定でも1.1%前後です。
こんなに低いのはあり得ません。
もう一つは住宅ローン控除があるからです。
消費税率アップで平成33年12月末まで延長されていますから、
できたら消費税が上がるうちに建てるべきですけどね。
この二つがあるうちは手持ち資金は温存して
オール借り入れが絶対に有利です。
だって払った所得税に住民税の一部が返金されてきます。
色々な条件があるのでその辺りは会社に確認してください。
10年間の控除されたお金を貯金して、1
0年後に一括返済をすることをお勧めします。
この時、手持ち金に余裕があればそれを含めて返しましょう。
そうすれば借り入れ元金が減るので、
返済予定の利子分が無くなり総返済額も小さくなります。
これは金利が低い場合にのみできる事です。
金利が高い場合は借入金額を減らして
手持ち金を使う事をお勧めします。
家づくりはこのようなローンの考え方や
住宅ローン控除などの事を総合して考えるべきです。
そうしないと同じ価格の家が高くなる場合だってある。
手持ち金で払ったら帰ってくる税金も減るわけです。
もったいない事です。
金利の高い時代の人は
「できるだけ借りないほうが良いよ」
なんていうと思いますが、それは大昔の事です。
今や空前の低金利時代です。
よってたくさん借りてローン控除を受ける。
それが一番いいと思います。
詳細は建てる会社でお尋ねください。