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同時に新築をした親世帯、子世帯の二棟は屋根の高さまで合わせた、まるで一棟の大きな建物のような外観の二世帯並立住宅。分離して建てることにより、どちらの世帯も妥協のない納得のプランになりました。
■ポイント
◎家族みんなが憩える子世帯のLDKには「リビング→水まわり→キッチン→リビング」という大きな回遊動線を確保。キッチンカウンターの色と幅に合わせてダイニングテーブルも造作しました。
◎親世帯は自宅で料理教室を開いているお母様のために本格的な厨房やパントリーを設置。大勢の来客にも十分対応できるように、玄関ホールは来客用と家族用に動線を分けました。
◎家族同士がいつも顔を見られるように、LDKの真ん中にスケルトンのリビング階段を配置。キッチンの正面なので、家事をしながら2階にいる家族との会話も可能です。
◎親世帯と子世帯の外観は素材やデザインを統一することで、別の建物ながら、一見大きな一棟の建物に見えます。たとえ共用部分はなくても並立しているため、庭や玄関からいつでも顔を見に行けます。