【Study】ランニングコスト
家づくりは建設費(イニシャルコスト)とは
別に維持費(ランニングコスト)も考えておかないと
総費用がどうなるかがよく分かりません。
ある人が建てた家でのお話です。
二社を競合させて一社は1,800万円で、
一社は2,000万円。
あまり何も考えずに1,800万円の方で契約。
どうせ同じ間取りなので安い方が良いだろうって事でしたが、
同時期に知人が高い方の会社で家を建てていました。
引っ越して最初の夏の事です。たまたま知人と一緒になって、
「今年の夏は暑いね!!」
みたいな話になりましたが、どうも話がかみ合わない。
我が家はエアコンが切れると目が覚めるという家ですが
知人の家はエアコンは寝ている間は止めていても目が覚めることは無いらしい。
話を聞くと断熱の違いだと気が付くのですが、
電気代の話になり唖然。月に15,000円がマックスらしい。
我が家は20,000円を超えている。
エアコンも各部屋で動かしているのでしょうがないと言えばそうなのですが、
知人の家には2台のエアコンらしい。
そこで色々と調べたら外壁のメンテナンスも知人の家は30年後らしいのですが、
我が家は10年。
塗装屋さんに聞いたら100万~150万円かな??って言われた。
建設費の差は200万円なのにエアコンの取り付け費だけでも30万円は差が出ている。
電気代も年間で12万円。10年で120万円の差が出る。
塗装のお金と合わせると工事費の差額を大きく超える事になる。
安いはずの家が高い家になってしまうという事になる。
更には快適度合に大きな違いもある
後悔先に立たずって事になってしまった!!
なんて事にならないようにしないといけません。
ランニングコストがどれほどかかるのかという事を聞いておかないと
建設費が高いか安いかだけの判断は非常に危険だと言えます。
同じように見える材料でも表面処理は恐ろしく
違っていたりしますので
要注意って事ですね!!