【Study】断熱材
断熱材の性能を語る人が居ます。
多くの場合、標準設定されている断熱材がいかに優れているかというお話です。
ほとんどが数字で表される事ですが、普通の人にはよく分からない事でしょう。
自分の場合は断熱材の性能自体はあまり問題にはしません。
一番問題にするのは「施工性」です。
いかに優れた断熱材も施工性が悪く、
性能が発揮できなかったら意味はありません。
施工する側が、その施工の中身が理解できていない場合は
その断熱材の性能は発揮できない。
つまりは営業マンが言う性能は出ないという事です。
よって、断熱材の話を聞く場合は、
「その断熱材を施工した家を見せていただけませんか??」
と、聞いてみましょう。
そしてその家でどんな感じかを体感する事が
数字を比べるよりははるかに分かりやすいです。
夏場の状況とか、冬場の状況などは体感が一番です。
住まわれている家族のお話しとかも重要な判断材料になる。
断熱材の性能はその後でも大丈夫だと思います。
そこを一生懸命に比べても、施工が悪かったり、
総合的な断熱の考えが間違えていたら数字の性能は出てきませんからね。
断熱材は断熱性能の中の一つのパーツにしかすぎません。
総合的な事が重要になります。パーツを語る会社は、
全体像を見ていないと考えても差し支えないと思います。
車屋さんがタイヤの事を力説したら買う気は失せるはずです。
それと同じ事ですね!!
断熱を語るには最終的には内装材まで語るべきですが、
そこまで理解できている人はそう多くはありません。
パーツの事を語る会社は遠慮した方が身のためだと思うのは
私だけかもしれませんが、大きな目安だとも言えます。
料理もそうですが素材をアピールするお店は遠慮した方が良い(笑)