【Study】各種申請について
図面が出来たら次は申請です。
まずは「確認申請」です。
これは建てようとしている建物が各法令に適合しているかの
確認を行う事です。
これに大体ですが10日ぐらいかかります。
最近は民間の確認申請の審査機関があり、
そこに出すことが多くなっています。
スピードが速いからですね!!
確認が終ったら今度は「長期優良住宅」の申請になります。
これが時間がかかる。
だいたいですが1ヵ月です。
昔は下手すると2カ月かかっていましたからね(汗)
長期優良住宅は今の日本で一番厳しい基準になるものです。
それを全棟取るようにしています。
中には面積的な事で規格外になったりすることもありますけどね(汗)なんでだろう??
建築側の申請はこれくらいですが、
敷地にも申請が必要な場合もあります。
広い土地に建てるとなると行政に開発申請などが必要
となったりしますから要注意です。
田んぼや畑の場合などはこれも申請をして許可
を取らなければ工事ができませんから要注意です。
自分の土地でも全ては行政に申請する必要がある。
でも、たまにですが
「俺の土地だからそんなの関係ない!!」
なん言い出して無理に事を進めようとする人が居たりします。
これが厄介ですね。
昔にそんな事をした土地も法的におかしなことになっていたりして、
それを解除するのに相当な時間と労力を使う事になったりします。
まあ、そんな時は、なぜか最初に気が付くからありがたいです!!
知らずに話を進めていたら、最後の最後に銀行の融資がストップとか、
検査済証が出ないとかになる。恐ろしいですね!!
申請かれこれは最初の段階でしっかりとしておかないと
あとからはどんどん大変になってきます。
そこをこまめに調べて潰していく事が自分たちの仕事になるのですが、
ついついスルーする事があります。
で、あとで慌てふためく(笑)
怪しい土地には怪しい罠が仕掛けられていますからね!!
とにかくすべてをクリアしないと何もできません。
建築以外の事は行政書士とか土地家屋調査士などと
打ち合わせをしながら進めた方が良いでしょう。
そうしないと建築の方の確認申請書が確認していただけませんから。
本当はここはプランの前にする事なんですね。
だいたいはプランが先になっていますけど。
自分はクリアな状態でないとプランはしない主義です。