【Study】プランが決まらない?
「なかなかプランが決まらなくって、困っているの」
なんて事を言っている人。
それは会社の設計担当があまりよくない
という事になりますから、担当を変えるか
会社自体を変えた方が良いでしょう。
そのいばらの道は最後まで続きますから!!
では、なぜプランが決まらないのか??
答えは意外なところになります。
その会社の営業方針でしょう。
来たお客は全て契約して建てる!!
みたいな会社であれば、営業はお客様の言うことを全て
受け入れて契約に持ち込もうとします。
予算のない人にも予算内でどうにかなるような
事をにおわせてです。
会社が大きくて営業、設計、工務が分かれている場合の
プランが決まらないは、慢性的な会社の経営方針の間違えでしょう。
営業が御用聞きになり過ぎてお客様が神様みたいになっていると決まりません。
その瞬間がプランの時になります。
設計は予算から家の大きさや中身を割り出しますが、
営業はそれを無視しています。
そのギャップは埋められません。
よって、プランが決まっても見積もりが出た瞬間に
「予算オーバー」という事でスタートラインに戻されることになるわけです。
夢を語っていたヒアリングなど意味の無い事であるって
最後に気が付かされるわけです。
要するにプランが決まらないという事はお金が決まらないと
気うことになります。お客様の予算外のプランが延々と
提出されるわけですから決まるはずがない。
予算内に入っても今度は最初のプランと程遠いものだから
納得ができないという事になりますからね!!
そこには営業マンの嫌われたくない、
失いたくないという思いが反映されていて、
現実逃避ともいえる勝手な相手の思い込みを
誘発させてしまっている部分が隠れています。
さて、会社が小規模で営業と設計が兼務だった場合に
プランが決まらないというのは能力不足であるとしか言えません。
お客様の予算を把握していないのか、
プランを価格の組み立てで行いえないかでしょう。
建築士免許は持っているけどこれができない人は多いです。
プランがすんなり決まる会社はそれなりのルールを
持っていることが多いし、プランなんて一つの
通り道でしか過ぎないと考えていることが多いような気がします。
最終的にはその家に住んでいただき感動してもらう。
プランはだから一回で決める必要があるって事です。
お互いが無駄な時間を過ごさないためにはそこに力を集中する。
プロであれば当然なんですけどね??