【Study】設計士?
「設計士は誰なんでしょうか??」
「私が担当させていただきます」
「ほう、一級建築士なんですね」
「そうです。お任せください」
なんていう会話はよくある会話です。
が、おかしな部分がある。分かった人は凄い人です。
冒頭の「設計士」という人は居ません。
そういった資格は存在していない。なのに頻繁に使われる言葉になっています。
業界の中で一人歩きした感があります。
おかしな言葉ですね!!
資格として存在するのは「木造建築士」「二級建築士」「一級建築士」
の三つが国家資格になります。
設計者はいずれかの免許が無いと設計業務はできない事になっています。
設計士なんて存在しません。
昔、詐欺商法で
「一級建築設計士という民間資格があり、もうすぐ国家資格になる。
今だったら講習会で取れるけど今年がその最後になるけど受けますか??」
みたいに誘われ恐ろしい金額を払い免許を手に入れた人の話をニュース
で見た事がありました。一級建築設計士って存在しそうな資格ですからね!!
欲が沸いて取りに行ったんでしょう。
さて、住宅会社で
「私が設計士です」
なんて言う人が出てきたら疑うべきでしょう。
そんな資格は存在しない事を知っているのか知らないのか??
知っていたら何か勘違いをさせる方向に誘導している可能性が高い。
無資格の人とかですね(汗)
設計士なんていません。建築士はいます。
現場の人は施工管理技士という資格を持っている人です。
この人は設計はできません。
そんな人が設計士なんて言ったら危険です。
下手すれば詐欺になるでしょう。
まあ、知らずに使っていたらそれは無知な人という事で分類しておいた方が良いでしょうね。