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【Study】設計のお仕事

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設計で気を使う部屋の最大級はトイレかもしれません。

どこに持っていくのか??

1階はコストを考えて水回りを集中させて収めるのが普通です。

ですから家の表には出てこない場所になる。

たまに見る事のある玄関の近くにあるトイレのプラン。

使っているときにお客様が来たら出るに出れない場所なんですが、

その危険性は低いという判断なんでしょうね??

でも、一回でも経験したら凄く嫌な思い出になります。

それだけの事で自分はまずやりません。

問題は二階のトイレの場所です。

寝室の近くに持ってくるのが動線上は良いでしょう。

が、今度は音の問題が出てきます。

流す音で相方が起きてしまうかもしれません。

音の緩衝スペースである物入れを挟んだりします。

子供部屋との関係も考えます。

寝室の前を通らないといけない場合は危険です。

プライバシーが侵される可能性が大です。

なかなか大変です。

外観で気を使うのが機械類をどうするのか??って事です。

北側道路だったりすればボイラーやエコキュートなどの

機械類が表に見えてくる可能性が大。

それを道路側に出さないようにすることで気を使います。

外構でも隠し切れないものです。

エアコンの室外機なども見せたくないので見えない場所に設置することにします。

意外かもしれませんがこれらの機械類が見えているかいないかで

外観のイメージが変わります。

せっかくデザインした家です。

機械類でぶち壊さないようにした方が良いでしょう。

今度、近くの新築の家とか見たら面白いですよ。

機械類がどこに置いてあるかってね??

窓の位置も気になるものの一つです。

よく失敗する事の一つでもあります。

隣の窓とかぶってしまったら開けられないって事になります。

これは敷地調査をしっかりやるかやらないかで変わってくるものです。

厄介な建物がある場合などは窓を取らない方が良い場合もあります。

そんなことをさりげなくやるのが設計の仕事です。

説明はしません。

気を使えばいくらでも使いようがあるのが設計です。

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