【Study】大工さんの手間
大工さんの工事はどれくらいの
時間がかかるのか??
これはどんな大工さんを
何人現場に投入するかで変わりますし、
家の間取りとかドアやサッシの数でも変わります。
これらをデータ化して管理するのが今の会社です。
図面の要素を入力すると〇〇人工と数字が出てくるわけです。
では一般的にはどうなのか??
一般論と数字を分かりやすくしますので
概要だけ分かっていただければと思います。
ある会社の標準的な間取りであれば、
そこの大工さんは1坪生産するのに
3人工かかったとします。40坪の家の場合は、
40坪×3人工=120人工
となります。一人で工事すると120
日かかるという事です。月に25日働くと
120日÷25日=4.8ヵ月
となるので5ヵ月も大工さんの
工事がかかるという事になる。
それでは遅いので大工さんを
2人投入するとその半分になるので
2.4ヵ月で終わることになる。
3人では1.6ヵ月となります。
こんな感じで年間の全体予定を組んでいきます。
それにより会社の売り上げなども
読んでいけるって事になる。ですから工事担当の人に
「うちはいつまでかかりますか??」
みたいに質問して答えられなかった場合、
大工さんの手配ができていない
可能性があるという事になります。
最近は職人さんが居ませんからね(汗)
また、職人さんのデータが取れていない場合も考えられる。
手間受け大工さんの場合はデータ化されていないと
強い方が勝ちますから、弱い方が損をすることになる。
大体は職人さんが強いし、勘もいいので
得をすることになる。
それがないようにするには
データ化する以外はありません。
「この家はドアとサッシがこれで
壁のそう長さがこれだから
この人工になるから金額はこれだからね!!」
みたいにですね!!
実に分かりやすいです。でも、多くは
今までの経験でやっているから
どっちかが損をするわけです。
お客様も損をしているかもしれません。