【Study】室内ドアは少なくてもいい?
室内ドアは少なくてもいい?
その理由は
断熱性能を上げている事で、
ドアで冷暖房の間仕切りを作る必要が無くなったからです。
ドアを付けても良いけどお金の無駄ですからね!!
最初に無くすのがシューズクロークです。
間仕切りドアを無くして暖簾で視線を遮る。
それで十分です。匂いの問題はサンゴの塗り壁が解決します。
次が玄関ホールとリビングのドアでしょう。
ここは設計上、視線を切る必要がある場合は取り付けます。
がそれ以外は無くしてもいいでしょう!
実生活では有っても閉めませんからね。
後は個室以外のドアが無い。
リビングとローカにはドアは無い。
ここも視線は暖簾でOKです。
全館冷暖房の考えなので、
仕切る必要が無くなるって事です。
「ドアは無くて大丈夫ですか??」
なんて見学会の時に質問されますが、
「今でどうでしょうか暑いでしょうか??」
って切り替えすと
「そうか、快適だから閉めなくていいか」
みたいになる。
この考えをお伝えする事が固い頭の設計者でしょう。
昔ながらの考えで設計するとドアだらけの家になるんですね(汗)
一般の家とドアの少ない家では内装ドア代が30~50万円ほど変わります。
そう考えると高断熱化で100万円アップとか言われたら、
「内装ドアを減らした設計にしてください」
みたいに言ってしてもらえば50万円
ぐらいのアップで抑えられるって事です。
これは意外に知らない人が多いです。
断熱性能を変えるって事は設計手法まで変わるって事。
根本を変えたら全く別な考え方で家を設計する事になります。
逆に言うと昔の家の設計を高断熱化にするって事は
非常に無駄が多いし理にかなわないって事になりますから要注意!!
この辺りがいわゆる
「ブドウ型住宅」と「リンゴ型住宅」の事になって来るんですね。
家って面白いですね!!