【Study】子供が小さいから
「子供が小さいので・・・・」
とか言っての要望が出る事は多いです。
子育ての時期のお母さんは子供の事をよく考えています。
家事の時も子供の存在を意識しながらという事が多い。
それが家のプランにも反映されて行く。
でも、よく考えてみましょう。
子供はいつまでも小さくはないって事。
すぐに大きくなり親から離れようとします。
ですから「今」を家に反映するとすぐにフィットしなくなる家になる可能性は高いと言えます。
だから自分の場合は、
「子供はいつまでも小さくはないですよ!!」
って話をしていきます。極端ですが
「18歳になると家をでる方が大きいですから、そのつもりで設計をした方が良いですよ」
とも言います。
家は「今」ではなく、未来を見据えて設計をした方が良いという事になります。
かわいい子供のために広い子供部屋を設けてもすぐに空き部屋になるという事。
リビング階段などもそうですが、子供の管理のためにリビングに階段を下すって事は
親だからそう考えるわけですが、
自分が思春期の頃だったらどう思うかと考えればすぐに分かる話です。
子供は親に干渉されたくないわけです。
その辺りを上手に設計するのが自分の仕事です。
今の事を頭に入れて一生懸命に考える事を、少しでも未来の事と入替てあげて考えてもうらう
それが出来たら家は大きく変わる。
子供が小さいからって事で設計をすることは今は良いかも知れませんが
近い将来には後悔する事になるのであまりお勧めは致しません。